こんにちは、理学療法士の山口です。
夏が過ぎ、あっという間に冬が近づいてきたのを感じる最近ですが
就活を動き出している大学3年生も増えてきたのではないでしょうか。

今回は、我々が大事にしている価値観の一つについて書いてみたので、ぜひ読んでみてください。

現在、世の中には介護や福祉のサービスは多くの種類があります。
介護でいえばデイサービスや訪問のヘルパー、入所の施設などなど

障害福祉のサービスも同様に、通所の預かりのサービスや就労支援の事業、入所や福祉タクシーなどの移動支援もそうです。

種類は多岐にわたり、ニーズによって増えてきました。同じデイサービスでもそれぞれ特徴があり、少しずつサービスを選ぶことができるようになってきています。

しかし、介護・福祉のサービスを必要とするすべての人が利用できる状況でしょうか?

弊社の代表は「福祉はインフラであるべき」と考えています。

インフラ。人々の生活の基盤となる設備や施設のことを指すことが多い言葉ですね。

インフラとして整備されている公共のものは、使用したいときに使用できる状況だと思います。水や電気、電車やバス。必要な時に使えるから安心して生活ができますね。

改めて、介護・福祉サービスはいかがでしょうか。

介護・福祉のサービスに携わる人は本当に目の前の人のために、何ができるか、貢献できることはなにかと、日々熱意をもっています。

もちろん我々も目の前の利用者様、そしてご家族に対し、貢献できることはなにか、と日々考え話し、取り組んでいます。

だからこそ私たちのサービスだけでなく、本人にとって、ご家族にとって今必要な支援は何か、と考え他を提案することもあります。

加えて、目の前の、今見えている方々だけでなく、実際に今サービスを利用していない方々のことも視野に入れ様々な選択、取り組みをしてきました。

自分たちの利益だけを考えれば、誰でも受け、定員一杯でみんなに通い続けてもらうべきです。

先にも述べた通り、同じサービスの種類でも施設によって特徴があります。

なので例えばお子様の成長に伴って利用する場所を変えていくことが、より本人の成長や過ごしやすさにもつながるかもしれません。そういったことを長期的、総合的に考え、他の場所を提案するときもあります。

加えて、私たちだからこそできることもあります。

現状のことでいうと重度の障害をもち、医療的ケアがあるお子様が通える放課後等デイサービスは多くありません。対応できない医療行為である、送迎はおこなっていない、条件が絞られどうしても通えるところが限られます。

そういったときに、受け入れられる状態であるためにも、我々は準備していく必要があるのです。

高齢者が増え、障がいを抱えたお子様も増えてきている、また社会保障の財源も限られてきている中で

今、目の前のことだけでなく、本当に我々がやるべきことは何か、私たちだからこそできることはなにか。と考えます。

目の前の利用者様、そして社会に貢献していく。

貢献の輪を広げていくことに繋がっていきます。

何かをしているときは、何かをしていないときです。
誰かに支援しているときは、誰かに支援ができていない時です。

今、支援出来ていない方々にも目を向け

「本当に必要な人に、必要なサービスを」を届けるために

なにができるでしょうか。

せひ、こういった側面も含め説明会や会社見学で我々が取り組んできて事をしっていただければ幸いです。

リハテーラー横浜都筑
理学療法士
山口大貴